人気ブログランキング | 話題のタグを見る

お引越し

沖縄移住もあと、35日を切った。

ブログは一足お先に引越しです。


良かったら、訪ねてくださいませ。

「ママの無謀人生」

# by mame118m | 2008-01-26 23:29 | 沖縄  

日本一早い、桜祭り

沖縄に春が来た。
桜祭りが始まった。
日本一早い、桜祭り_b0099514_2016589.jpg


沖縄の桜は、寒緋桜である。

この桜は、花芽が夏ごろに作られ休眠状態に入り

一定期間寒さにさらされてから目覚めてくるので

山が多く比較的寒い沖縄本島北部から咲き始め

本島南部の平地に南下してくるという。
日本一早い、桜祭り_b0099514_20191018.jpg


今までは、全く知らなかった事が

これからは、身近な出来事になる。

ソメイヨシノが最高だとか、桜は卒業シーズンだとか

そういう野暮な事は言わず、その場所を愛し、

事実を理解して、柔軟に柔軟に、

生きてゆきたい。
日本一早い、桜祭り_b0099514_20252984.jpg

# by mame118m | 2008-01-25 20:28 | 沖縄  

「吉原炎上」と人間の欲

昨年の暮れ、12月29日、楽しみにしていた「吉原炎上」

観月ありさと吉原は、どうもつながらない、と思ったが・・・

意外に良かったのだ、これが。

「吉原炎上」と人間の欲_b0099514_1005160.jpg


内田久野(観月ありさ)が吉原に売られてきたのは明治40年の春…18歳を迎えた年。
久野の故郷は貧しい岡山の農村。

義理の父が商売に手を出して多額の借金を抱え
久野は女衒に買われた。それも途方もなく安いお金で…。

吉原は官許の遊郭であるため、ほどなく営業鑑札の許可がおり
久野は男との初めての夜を迎えた…。

久野には結婚を約束した勇吉という幼馴染がいた。
あの日誓った約束…そんな思いを胸に久野は知らない男に抱かれた…

怖かった…涙が溢れて溢れて…





今は単なる歓楽街の台東区吉原・・・・・

ここは江戸から明治にかけて約三百年間、

文化、流行の中心地として繁栄を極めていて、

全盛期には約三千人の花魁と呼ばれる遊女が暮らし、

花魁道中が華やかに行われていたという。
「吉原炎上」と人間の欲_b0099514_1012236.jpg

でも、そこに暮らす遊女たちの多くは貧しい農村から売られてきた少女…

そこでの扱いもひどいもの。病気になってもろくな治療もして貰えず、

寺に捨てられる…借金は膨らんでいくばかり…そこは地獄だった。

吉原・・・・・そこで見えてきたのは、青春という言葉すら味わうことなく

散っていった少女たちの命。




観月ありさは、背の高さと、現代的な顔が気になったけれど、

花魁道中はとても綺麗だった。

他の俳優も良かったし、特に観月と張り合う、星野真里が

女の機微をうまく演じてて良かった。
「吉原炎上」と人間の欲_b0099514_10201181.jpg

この花魁は、浮世絵にも描かれ、

やがてはゴッホなど、世界の有名な画家にも影響を与えている。
「吉原炎上」と人間の欲_b0099514_1022736.jpg

今も昔も、人間のしている事は

何も変わってはいない。

人間の欲と、それを商売にする人間。

まるで、生皮はがされて、皮を売られ、死んでいく動物と同じだ。

人間は欲にかられると、「誇り」とか「尊厳」とか、

そういうものは忘れてしまうのだ。

観月ありさが客である男に抱かれる時に、自分に言い聞かす。

身も心も凍らせよう

人間は、こう考えればやり過ごせるかも知れない。

だが、動物は・・・苦しむだけで、考える機会も与えられず、

訴える言葉も持たず、だから人間が守っていくしかない。




私は最近思うことがある。

欲を満たすのは、自分だけが満足するのであって、

他の誰も満足するものでは無い、という事。


そして日本では、もって生まれた欲求はほぼ満たされるという事。

私は自分だけが満足する「欲の満たし方」に不満を覚えるようになってきたのだ。

ここまで来るには、随分、自分にお金を使ってきた。

特に昨年のヨーロッパ一人旅は、そうだ。

脳そのものが、満腹したような感じだ。

脳が満腹すると、不思議と自分以外の世界に目が向いた。

自分が自分を満たすだけでは、満足しないのだ。

そこで、フォスタープランに入った。

・・・・・・・・・・・・待てよ???という事は、

自分を満足させるために、入った、と言うことか???

自分でしたためて、気づくなんて、、、、、、、(汗)

これがブログというものではあるが、、、、、

自己満足であろうと、自分ひとりを満足させるだけよりは

ましではないかしらん???・・・・・・・・自爆・・・・・・・・

# by mame118m | 2008-01-23 10:49 | 一休み  

焦ってはいけないが・・・

EARTH

映画EARTH、見てきました。
焦ってはいけないが・・・_b0099514_19505322.jpg

最初の3分くらいで、もう涙、涙、、、。

それだけ、動物や自然に対する気持ちが高まっている自分に

驚きと喜びが湧き上がる。
焦ってはいけないが・・・_b0099514_19512066.jpg

かと思うと、昨日はテレビで、また「大食い競争」みたいなことをしている現実!!

テレビ局はエコだ環境問題だと言いながら、

矛盾しているではないか腹が立って仕方がない!例えば、、、、、

超有名人が動物愛護や環境保護の最先端にたって、活動すると、

とてつもなく多くの人が影響を受けるだろう。

誰か、声を大にしてテレビでバアーーーンと訴えてくれないか

焦っても仕方がないのか?

やはり、こういう問題は地道にするしかないのだろう。
焦ってはいけないが・・・_b0099514_19531389.jpg

私も、去年、念願だったプランジャパンに入会した

アザラシ猟反対の署名をした。

たくさんしたい事はある。動物愛護への協力や、環境問題への取り組み。

焦らず少しずつ、ほんの少しずつ、たった1センチでも、たった1分でも、進みたい、活動したい。




つい先日1月17日、阪神大震災から13年の追悼集会があった。

あの時私は京都の家の2階で寝ていたが、普段は震度3くらいの

地震くらいでは絶対に起きない夫が「地震やアーーー!!」と、飛び起きた。

2段ベッドの娘たちは、二人同時に「何これ~!?」と、泣いてしまった。

勤めていた病院は神戸の震災の被害の大きかった場所から、

随分離れていたけれど、それでも「症状が軽いから、神戸では診てもらえない」

という何人かが来られた。

それでも、「つぶれた家のタンスの下敷きになって、おしっこが出ない。」

という、大変な状態だった。

それでも、「良いんです、良いんです。もっとひどい人が、たくさんおられますから。」

京都で阪急電車に乗ると、まるで戦争時代のように、

ジャージにリュックを背負い、乾燥した顔に遠い目をして買出しに

来ているかたがたくさん、おられた。あれは、、、、希望を失った目だった。



この年、職場で会計係だった私は、皆に呼びかけて、

いつもはドクターに渡すための、義理チョコ代、約2万円を神戸に寄付した。



あの大震災から13年もたつと、あの時の記憶は薄れつつある。

今はエコだなんだと騒ぎ立てているが、マスコミは変化が激しい。

すぐに薄れ、忘れていくだろう。



繰り返し繰り返し、訴えていくしかないのだろう。
焦ってはいけないが・・・_b0099514_20383220.jpg

# by mame118m | 2008-01-20 19:54 | エコ  

母と娘の永遠

     私がこの世に生を受けた時

     あなたは陣痛の苦しみから解放され

     私をイトオシク見つめ その手に抱きしめてくれた
母と娘の永遠_b0099514_18104176.jpg


     私がよちよち歩きを始めた時

     あなたは振り乱した髪を 直す事さえ忘れて

     手をたたいて 喜んでくれた
母と娘の永遠_b0099514_18111989.jpg


     私が成長し 反抗期になると

     悲しげな顔で 私の後姿を見送った

母と娘の永遠_b0099514_18113880.jpg


     私が看護学校に受かり

     遠く離れて暮らすことになり

     泣きそうになって列車に乗る私を

     あなたは笑顔で送り出し あとで泣いていた

母と娘の永遠_b0099514_18115879.jpg


     今 老人と呼ばれる時期になった母

     そして中年を迎えた娘である私

     会ったら喧嘩ばかりしては あとでしこたま後悔する

     母娘って こんなものなのかな・・・

     もう少し優しくしようとしても 必ず失敗してしまう

   ごめんなさい ありがとう

     たったこれだけの言葉が

     何故言えないのだろう

# by mame118m | 2008-01-19 18:19 | 人生、再出発